何年も使ってきたミラブルplusが割れた。中古の店でplusを見かけた。どちらの場合も気になるのが、今のミラブルzeroとの違い。
どちらも白いシャワーヘッドで、名前だけでは中身の差がつかめません。plusは2019年8月、zeroは2022年6月の発売で、あいだは3年近くあります(サイエンスの沿革)。
違いは、止水ボタン・重さ・水流の数の3つ。発表資料・取扱説明書・製品仕様と、plusから替えた人の楽天のレビューをもとに並べました(2026年10月17日確認)。
plusからzeroに替えると、何が変わる?替える価値ってある?
人間洗濯機
編集部
大きな差は、手もとの止水ボタンと重さ。zeroには止水ボタンが付き、重さはplusの2倍を超えます。
手もとで水を止めたいなら替える意味があり、軽さを残したいなら、ほかのモデルとも比べてください。
先に結論。plusとzeroの大きな違いは、止水ボタンの有無と重さです。
- 重さ:plusは162g、zeroは約350g
- 水流:plusは2つ、zeroは3つ
- 止水ボタン:zeroは持ち手の下の端。plusの説明書には無い
- いま:公式サイトの今の製品一覧にplusは無い
- スティック:ミラブルシリーズ共通。zeroにもそのまま付く
結論:違いは止水ボタン・重さ・水流の数
plusからzeroに替えて増えるのは、手もとの止水ボタンと3つ目の水流。代わりに、重さは162gから約350gになります。
シャンプーのあいだに手もとで水を止めたい人は、zeroに替えると、水栓に手を伸ばさずに済みます。手に持って洗う時間が長い人は、重さの差を先に確かめてください。
plusは、今の公式サイトの製品一覧に載っていません。中古のplusを買うときは、メーカー保証の外になる点も知っておきます。

つなぐネジは同じ。水流と付属品が違う
plusの数字は、発売のときの発表資料と、当時の製品ページ・取扱説明書から。zeroの数字は、今の製品ページと取扱説明書から取りました。
▼ ミラブルplusとミラブルzeroの仕様
| ミラブルplus | ミラブルzero | |
|---|---|---|
| 発売 | 2019年8月 | 2022年6月 |
| 重さ | 162g | 約350g |
| 水流 | ストレート・ミストの2つ | ミスト・スプラッシュストレート・リングストレートの3つ |
| 止水ボタン | 取扱説明書の各部の名前に無い | 持ち手の下の端・スライド式 |
| 節水率 | ストレート約25%・ミスト約60% | ミスト約60%・スプラッシュ約15%・リング約40% |
| 付属のアダプター | 付かない | KVK・MYM・LIXIL用の3つ |
| メーカー希望小売価格 | 44,990円(税込) | 49,390円(税込) |
出典:plus=サイエンス 発表資料「新製品 ミラブルplus」(2019年8月16日)、旧製品ページと仕様のページ(インターネットアーカイブの保存版・2026年2月と4月)、ミラブルplus 取扱説明書。zero=サイエンス公式「ミラブルzero」製品ページ・製品仕様・お客様サポート・取扱説明書(2026年10月17日確認)。発表資料のplusの価格は40,900円(税別)。節水率は水圧によって変わります。
つなぐネジは、どちらもG1/2(plusの仕様・zeroの製品仕様)。今のシャワーホースにplusが付いていれば、zeroも同じネジで付けられます。
重さはplusの2倍を超える
plusは162g、zeroは約350g。フックに掛けたまま浴びるなら差は小さく、手に持って頭を洗う時間が長いほど差が出ます。
plusから替えた人のレビューにも、大きさや重さにふれた声が3件ありました(下の声の表)。
zeroで増えたのは止水ボタンと3つ目の水流
zeroの止水ボタンは、持ち手の下の端にあるスライド式。押し込むと一時的に水が止まり、水の量の調整にも使えます(取扱説明書11ページ・製品ページ)。完全には止まらない作りです(製品ページ)。
plusの取扱説明書に載っている各部の名前は、散水板・切替ハンドル・シャワーヘッド本体・Oリングの4つ。止水ボタンはありません。
水流は、plusがストレートとミストの2つ。zeroはマイクロトルネードミスト・スプラッシュストレート・リングストレートの3つになりました(製品ページ)。どちらも、ヘッドの切替ハンドルを回して選びます。
止水ボタンの動かし方と、最後に水栓で止める決まりは、ミラブルzeroの使い方にまとめました。
替えた人が挙げたのは止水ボタンと重さ
楽天のサイエンス公式ショップには、ミラブルzeroのレビューが465件あります(2026年10月17日時点)。本文にplusから替えた、plusを使っていたと書いた人は25件。★5が18件、★4が4件、★3が3件でした。
▼ plusから替えた人が書いたこと
| 書いたこと | 件数 | 声(★) |
|---|---|---|
| 手もとで止められて便利 | 7件 | 「手元の止水ボタンがいいです」(★5) |
| 水流が3つで使いやすい | 5件 | 「水流も3種類に変えられて使いやすいです」(★5) |
| ミストの温度が下がりにくい | 5件 | 「水温がプラスのときより下がらない」(★5) |
| 大きい・重い | 3件 | 「プラスより大きく重たいのが残念です」(★4) |
| 勢いが弱くなった | 3件 | 「ストレート弱くなった」(★3) |
楽天市場「サイエンス公式ショップ楽天市場店」のミラブルzeroのレビュー。件数は編集部が本文を読んで分けた数で、1人が2つ以上に入ることがあります。言葉は書いた人のまま。
勢いは、強くなったと書いた人も3件いて、家の水圧で感じ方が分かれます。ミストは「ミラブルPlusの方が柔らかなミストでした」(★3)と書いた人もいました。
zeroを使った人の声全体と、買う前に確かめる3つはミラブルzeroの口コミに並べています。
plusは今の公式の製品一覧に無い
サイエンス公式サイトの今の製品一覧にあるシャワーヘッドは、Ex・zero・艶・潤・爽の5つ。plusの製品ページとお客様サポートのページは、今の公式サイトにありません(2026年10月17日確認)。
plusの修理をどこまで受けるかも、公式サイトには載っていません。今の一覧に無い機種の相談は、製品名と買った時期を手もとにそろえて、カスタマーセンター(0120-3434-26・24時間受付)へ。販売を終えた製品は、製品によって対応が違います(サイエンスのよくある質問)。
中古のplusはメーカー保証の外
plusのメーカー保証も、お買い上げ日から1年(plusの取扱説明書の保証書)。非正規の店や個人間の取引で買った物は、返品・交換・修理を含めて保証の外です(plusの旧製品ページ)。
サイエンスは2022年2月4日、plusのコピー品がAmazonで出回っているとして、注意を呼びかけました。中古のplusを買うなら、ミラブルの偽物を販売元の会社名で見分ける方法を先に読んでください。
替えてもスティックはそのまま使える
トルネードスティックは、ミラブルシリーズ共通(ミラブルzeroのよくある質問)。plusに付けていたスティックを、zeroにそのまま付けられます。
ただし、塩素を減らす働きは、水を通した時から少しずつ落ちます。交換の目安は1〜3か月(ミラブルzeroの製品仕様)。替えどきと値段はトルネードスティックの値段と交換の目安で確かめられます。
付属品も変わります。plusにはアダプターが付かず、合わない水栓では別に買う形でした(plusの取扱説明書)。zeroには、KVK・MYM・LIXILの水栓に合わせる3つのアダプターが入っています(zeroの取扱説明書14ページ)。
軽さを残すならExや艶も比べる
zeroより軽くて一時止水ができるのは、ミラブルExとミラブル艶。重さはExが約265g、艶が約150gです(ミラブルzeroの製品ページの比較表)。
5つのモデルの重さ・値段・水流は、ミラブル5モデルの違いで並べて比べられます。
まとめ:替える決め手は止水ボタンと重さ
- plusは2019年8月、zeroは2022年6月の発売
- 重さはplusが162g、zeroは約350g
- zeroで増えたのは、手もとの止水ボタンと3つ目の水流
- plusは今の公式サイトの製品一覧に無い。中古は保証の外
- トルネードスティックはシリーズ共通で、zeroにもそのまま付く
▼ 次に読む
